不思議なお客様がいらっしゃいました。似合う色を探すためにカラー診断を受けにいらしたんだから、キレイになられたいのだと思ったのです。それでいろいろ質問を投げかけていくうちに、Y子さんは困ったようなお顔をして「人から誉められるのが好きじゃないんです」とおっしゃるのです。???
カラーセラピーをしていくうちに、彼女の深層心理にたどり着きました。とても厳しいご両親に育てられたY子さん。勉強をどんなに頑張っても認めてもらえなかったそうです。自分を目立つように飾るのが苦手で、いつも地味な色の服を選んでしまうそうです。だから人から誉められても実感がなくて、自分で自分の良さを認めてあげることができないんですね。女性らしいきれいなお顔立ちなのに表情が暗いなんて、なんてもったいないことでしょう!
さらにY子さんは「女性らしいきれいな格好をするのが恥ずかしい」とのこと。うん、うん、わかります!私も昔はピンクや花柄

の服が着られなかったもの。自分が女性だと意識するのが恥ずかしいんですよね。そして女性ということを誇示して媚びることへの嫌悪感。だから自分が女性であることを心から楽しめないんですね。
私は色白で繊細なお顔立ちのY子さんに
Rainy seasonのベストカラーをお選びし、ピンクとラベンダーのメイクで清楚な彼女に色を足しました。
カウンセリングから2週間後、Y子さんは先日よりもずっと明るい表情で化粧品を買いに来てくださいました。前回メイクして帰られた後、彼氏さんがきれいになった彼女をとても喜んでくれたそうです。人がきれいになるのは自分のためでもあるけれど、誰かを喜ばすためでもあるんですよね

。今回はY子さんがご自分の魅力を素直に受け入れてくれたのだと、私はとても嬉しく思いました。